クエン酸入りの飲み物は、妊婦さんが飲んでも大丈夫?

妊婦クエン酸の摂取量

妊娠中、体が酸っぱい飲み物を欲していませんか?

この酸っぱい成分の正体がクエン酸です。このページでは下記のテーマについてレポートしています。

・酸っぱいものが欲しくなる理由

・クエン酸飲料は妊娠中でも飲める?

・クエン酸飲料を飲む時の注意点

関連記事

つわりで、食欲がなくて・・・ 水も飲みたくない 妊娠初期には今まで好きだったものもNGになって、本当に辛いと思います。 でも、「酸っぱいものなら大丈夫!」という妊婦さんのために、良いアイテムをご紹介[…]

そもそもクエン酸とは?

クエン酸は主に、完熟梅、レモン、グレープフルーツ、みかん等の柑橘類に多く含まれる有機酸です。

無色、無臭の結晶で水に溶けやすいので、飲料水やジャム、お菓子作りにも利用されています。

クエン酸はどれだけ摂取したらいい?

さまざまなメリットがあることで知られるクエン酸。

1日の摂取量は、「2~5g」ぐらいを目安にするとよいようです。

妊婦さんがクエン酸を摂取しすぎても大丈夫?

クエン酸は短時間で体外に排出されるため、過剰摂取の心配はないといわれています。

ただし、サプリメント等による過剰摂取は、胃腸への負担も大きくなる可能性がありますのでご注意が必要です。

また、食品からクエン酸を取る場合、他の栄養素も多く取り過ぎてしまう心配があります。

妊婦さんはクエン酸入りの飲み物にご注意を

クエン酸の天然果汁は酸っぱいので、飲み物にする場合は、添加物が配合されることが多いです。

クエン酸入り飲み物と書かれていても必ず裏面の表記をチェックするようにしましょう。

妊婦さんは特に糖分のとり過ぎに気を付けましょう。

天然果汁を飲む時の注意点

レモンやシークァーサーなどをそのまま飲むのは、さすがに酸っぱすぎます。

飲みやすくするために、水道水で割る場合もあるかと思います。ここで注意したいのが、水道水に含まれる残留塩素です。

なぜなら残留塩素は、果汁のビタミンCを消してしまうからです。

なので、果汁を水道水で割って飲む場合は、沸騰させたり、浄水器で塩素を除去して使用しましょう。

市販の炭酸水で割っても飲みやすくなります。

なぜ、つわり中は酸っぱい味が恋しくなるの?

妊娠初期は女性ホルモンの変化によって、匂いに敏感になりやすくなります。

妊娠前には平気だった匂いでも、妊娠中にNGになったりしませんか?

なかでもアンモニア成分は、つわりで苦しい妊婦さんには最大の敵です。

ご主人の体臭、トイレの匂いなどのアンモニアのにおいで思わず「うえっ」となることも多いと思います。

食べ物にもアンモニア成分が?

実は、お米やパンや鰹節などにもアンモニア成分が含まれています。

なので、ごはんを炊く時や、食事をする時にもアンモニアの匂いで気持ち悪くなることが多いのです。

そのアンモニアの匂いをクエン酸は中和する働きがあります。

つわりで食事の匂いもNGになってしまったら、クエン酸がたっぷりのレモン汁などを振りかけてみましょう。

まとめ

「クエン酸の酸っぱい飲み物を妊婦さんが飲んでも大丈夫?」というテーマでご紹介しました。

・妊娠中にクエン酸入りの飲み物を飲んでも大丈夫!

・クエン酸飲料水を飲むときは糖分にご注意を

・クエン酸たっぷりの天然果汁を利用して食欲増進させましょう

妊娠初期のつわり中は、何も食べたくなかったり、水さえも飲みたくなかったりします。

レモンや完熟梅などのクエン酸たっぷりの果汁は、水分補給としてもおススメです。

関連記事

つわりで、食欲がなくて・・・ 水も飲みたくない 妊娠初期には今まで好きだったものもNGになって、本当に辛いと思います。 でも、「酸っぱいものなら大丈夫!」という妊婦さんのために、良いアイテムをご紹介[…]